Cat. No. KPM0713 Nov. SPrinted in Japan ●このカタログに記載の内容は、改良のため予告なく改訂・変更する場合があります。
●Materials and specifications are subject to change without manufacturer's obligation.
このカタログは再生紙を使用しています。/This catalog is printed on recycled paper.
電動機付ポンプユニット
低騒音・シンプルユニットを実現!
カワサキ K3PUシリーズ
仕様・外形寸法
ご使用に際して
■フレキシブルホースの使用(厳守)
油圧ポンプを弾性支持していますので、接続配管は必ず
油圧ホース、フレキシブルジョイントをご使用願います。
※鋼管による接続時は駆動軸シール部から油漏れ等の問題が発生す る恐れがあります。
※油圧ホースは定期的な点検と交換が必要です。
■K3PU据付部の防振支持
据付部を防振支持することにより、架台側への振動伝播
が低減し、システムの更なる低騒音化が図れます。
■ポンプ取扱上の注意点
ポンプには外部ドレン配管、作動油の種類、ポンプ運転
時の注意など取扱上の注意点があります。詳細につきま
しては一般産業機械用アキシャルピストンポンプ(K3VG
シリーズ)のカタログ又は取扱説明書を参照願います。
防振パッド
防振パッド
吸入ライン
フレキシブルジョイント を使用
ドレンライン
油圧ホース接続
吐出ライン
油圧ホース接続
※1:性能、機能、寿命を保証できる圧力で、強度上問題ありま せんが軸受寿命には限界があります。
※2:吸入圧力は吸入フランジ部で−0.01MPa以上を確保して ください。(定常状態)
※3:吸入フランジ部で0.1MPa以上のブースト圧が必要です。 ※4:その他の作動油を使用する場合は仕様が異なりますので
必ずご相談ください。
※5:200∼1,000mm2/sの時には本格運転に入る前に暖機運
転が必要です。
※6:K3VL、K7VGシリーズのポンプをご使用の場合は別途ご 相談ください。
L2 L1
W2 W1
H
形 式
ポンプ形式 ※6
押しのけ容積 cm3
定格 ※1
最高 ピーク 定格 自吸最高 ※2
最高 ※3
圧力 MPa (kgf/cm2)
回転数 min-1
作動油種類 温度範囲 ℃ 粘度範囲 mm2/s ※5
洗浄度
K3PU63 K3PU112 K3PU180 K3PU280
K3VG63 K3VG112 K3VG180 K3VG280 63 112 180 280
1,800 1,200 2,600 2,200 1,850 1,600 3,250 2,700 2,300 2,000
34.3(350) 34.3(350) 39.2(400)
鉱物油系耐磨耗性油圧作動油 ※4 −20∼+80
10∼1,000 NAS9級以内
K3PU63 37kW×6P 1,180 500 φ450 400 680 440
K3PU112 75kW×6P 1,400 600 φ550 550 850 790
K3PU180 75kW×6P 1,450 600 φ550 550 850 820
K3PU280 75kW×6P 1,520 600 φ550 550 850 870 L1 L2 W1 W2 H 質量 mm mm mm mm mm kg 形 式 電動機
精密機械カンパニー
http://www.khi.co.jp/kpm/
PRECISION MACHINERY COMPANY
東 京 本 社 〒105-8315 東京都港区海岸1丁目14-5 Tel.(03)3435-6862 Fax.(03)3435-2023
神 戸 本 社 〒650-8680 神戸市中央区東川崎町1丁目1-3(神戸クリスタルタワー) Tel.(078)360-8605 Fax.(078)360-8609
西神戸工場 〒651-2239 神戸市西区櫨谷町松本234番地 Tel.(078)991-1133 Fax.(078)991-3186
Tokyo Head Office
1-14-5, Kaigan, Minato-ku, Tokyo 105-8315, Japan Phone: +81-3-3435-6862 Fax: +81-3-3435-2023
Kobe Head Office
Kobe Crystal Tower, 1-3, Higashikawasaki-cho 1-chome, Chuo-ku, Kobe, 650-8680, Japan
Phone: +81-78-360-8605 Fax: +81-78-360-8609
Nishi-kobe Works
形 式
K3PU63
K3PU112
K3PU180
K3PU280
電動機(容量・極数)
※118.5kW
22kW
30kW
37kW
45kW
55kW
75kW
90kW
4P
6P
4P
6P
4P
6P
4P
6P
4P
6P
4P
6P
4P
6P
4P
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M
■リリーフ弁ブロック
■圧力脈動吸収器
電動機付ポンプユニット『カワサキ K3PUシリーズ』は油圧ユニットの
低騒音化・低コストを実現します。
カワサキ K3PUシリーズ お奨めポイント
ラインアップ
適用実績例
オプション
独自の機構により低騒音化を実現!
油圧ポンプの弾性支持と高剛性ベルハウジングで油圧ポンプから
の振動伝播を抑制し、システムの騒音低減に貢献します。
■
当社従来型(スラブ型台板)比:3 ∼ 5dB(A)低減
■
参考騒音値:K3PU280-750→85dB(A)
(カットオフ時)
センタリング作業不要!
油圧ポンプと電動機の取り付け部が公差管理さ
れているので、面倒なセンタリング作業が不要
になります。
カワサキK3VGポンプを使用!
高圧・大容量型として豊富な実績を持つ斜板形アキシャ
ルピストンポンプK3VGシリーズを使用しています。
自立式の一体構造!
油圧ポンプと電動機を一体構造としているので、面倒
なポンプ台板の設計が不要になります。
電磁弁操作によるオンロード、アンロード切換可能
・最高設定圧力:34.3MPa
・電源電圧:AC100/110V、DC24V
ポンプに直接搭載するだけで圧力脈動が
低減します。
(詳細につきましては一般産業機 械用アキシャルピストンポンプのカタログを参 照願います)油圧ユニットの騒音を低減するには?
ポイン
ト!
油圧ユニットの騒音は、下記の振動伝播によりポンプ、電動機自体の発生音よりも大きくなることがあります。
これらの経路を遮断することが低騒音化につながります!
●固体伝播……
ポンプ振動が構造体(台板、タンクなど)へ伝播する2次的励振
【対策】 ポンプの防振支持
接続配管のフレキシブル化(油圧ホースなど)
●液中伝播……
ポンプ圧力脈動が配管及び構造体へ伝播する2次的励振
【対策】 圧力脈動吸収器の採用(K3PUオプション品)
液中共振の回避(配管長を考慮)
●空中伝播……
ポンプ、電動機表面からの直接音響放射
【対策】 防音カバーの設置と機器の配置
K3PUを採用
低騒音
高信頼性
簡単据付
簡単設計
弾性支持体
K3VG
ポンプ
横フランジ型
電動機
(JIS規格品)
高剛性
ベルハウジング
回転方向
確認用窓
①連続鋳造設備向……… K3PU112-*-300(30kW)
②圧延設備向……… K3PU280-*-750(75kW)
③高炉炉頂設備向……… K3PU280-*-550(55kW)
④プレス機械、押出機向…… K3PU63-*-185(18.5kW)
⑤試験装置向……… K3PU280-*-900(90kW)
etc.
※1:電動機標準仕様 ・横フランジ全閉外扇屋外型
・主回路結線はスターデルタ起動方式に対応(直入れ接続も可能)
【型式表示】
K3PU 63 ‒ 1PM1 G ‒ 185 A 4P ‒ S V100 ‒ 10
押しのけ容積
63 : 63 cm3
112 : 112 cm3
180 : 180 cm3
280 : 280 cm3 電動機容量
185 : 18.5kW 220 : 22kW 300 : 30kW 370 : 37kW 450 : 45kW 550 : 55kW 750 : 75kW 900 : 90kW
シリーズ番号 : 10
リリーフ弁ブロック
レギュレータコード
K3VGシリーズカタログを参照
作動油の種類
― : 鉱物油 W : 水グライコール P : 脂肪酸エステル
補助ポンプ
無記号 : 無し G : ギヤポンプ付
無記号 : 無し
V100 : リリーフ弁ブロック付 (AC100/110V) V24 : リリーフ弁ブロック付
(DC24V)
圧力脈動吸収器
無記号 : 無し
S : 圧力脈動吸収器付
極数
4P : 4 poles 6P : 6 poles
電源電圧
A : 200V系 B : 400V系